どの大学の建築学科に進むべきかを決める方法

建築志望の生徒の進路の決め方、大学の選び方を現役建築学生がレクチャー!

「建築を学びたいけれど、どの大学がいいのかな?」

「教授を見て選びなさいと言われたけどいまいちわからないな」

 

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あなたはこのように大学志望校で迷ってはいませんか??

実際に私自身は建築学科に進学し、充実したキャンパスライフを送ることができているつもりです。

しかし高校の時はどの大学に行けば良いか悩んでいました。「どの大学にも建築学科があって結局一緒じゃない?」と思っていました。

 

実は大学によって全く異なるんです!!!

今回は大学の特徴や教授についてお教えします!!

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  • 目次

    •  大学別建築学科の特徴
    • 教授を選ぶ方法
    • 入学前に読んでおくと役立つ本

 大学別建築学科の特徴

 日本の大学の建築学科には工学部で学ぶ建築、芸大で学ぶ建築があります。

実際、建築の専門科目を比較してみると、大きな違いはないと思います。

さらに最近ではその分類を取っ払った建築学建築学科というのも存在します。

それぞれの大学によって異なるのは学科を超えた一般教養科目です。例えば芸大ならデザインの歴史や近代美術といった芸術系の科目をとることができます。工学部の場合、一般科目では数学や物理等の自然科学系の授業の比重は大きくなります。また、大学を卒業して就職する時、工学部では多方面に、芸大ではデザインの領域に進む傾向があります。なぜ工学部の方が多方面に行けるかというと、日本では建築はエンジニアリングのものとして浸透しているからです。そのため工学部といってもデザイン領域も学びます。海外だと建築家はアーティストとして認識されるのですが。

総合的に学ぶ工学部か、デザインに特化した芸大か、

 自分が建築の中でも何をしたいのかもう一度考えてみましょう!!

 

教授で選ぶ方法

 私が高校生の時、先生にその大学の教授をみて考えなさいと言われたのですが、当時はどの教授が自分にあった人かなんてわかりませんでした。

例えば、東京大学だと、あの国立競技場を設計した隈研吾さんが教鞭を取っています。

建築家の人が教授というケースがほとんどです。

f:id:ARCHI:20200427143834j:plain日経クロステックという雑誌ではこのような今最もアツい建築家

TOP10というのも掲載されています。

建築家のこの建物が好き!があれば、その人が在籍している大学を目指すというのも

アリだと思います。もしかしたらその建築家の研究室で学ぶことができるかも。

 

行きたい学校がきっと見つかる【アートワン進学ネット】

入学前に読んでおくと役立つ本

私自身読んでみてためになった一冊をご紹介します!!

ようこそ建築学科へ!建築的学生生活のススメ(五十嵐太郎監修、学芸出版)という本をご紹介します。この本では入学前の高校生や大学に進学した1回生に役立つ情報がぎっしりと入っています!ぜひ読んでみてください!!!!